水濡れ資料の修復の記事のアーカイブ追加

k008_0077月初旬、梅雨まっただ中。あらゆるものが湿気を帯びて、日に日に不快度の指数が上がっております。
もう半月もしないうちに夏へと突入していきますが、資料の保存する機関でも「空調」が大活躍を始めることと思います。しかし、この空調。ひとたび不具合を起こしますと、大事故につながる恐れがある魔物でもあります。とくに大きな建物のセントラル方式の空調システムは、ひとたび事故を起こしますと、大事件となってしまいます。もう7年も昔になってしまいましたが、児島の経験を「現代の図書館」という雑誌に掲載した記事があります。(「現代の図書館 Vol.46 No.2 (通号 186) [2008.6]」)
これは空調の配管の不具合で、冷熱を運ぶ大量の循環水が一気に噴き出し、大学の研究室を水浸しにしてしまった事件が2007年の夏にありまして、大事な研究資料のうち、古文書53点を修復した顛末を報告したものです。
東京修復保存センターのホームページの「TRCCのアーカイブ・コンテンツ」にコンテンツとして加えました。空調事故の内容ですが、もちろん、洪水などの水害対策でも参考にして頂けると思います。これから夏を迎えるにあたりまして、ぜひご一読のほど。(久しぶりに自分の書いた文章を見返しましたが、こなれていないなかでも一生懸命に書き綴っております。ご笑納のほどお願い申し上げます、といった気分です。f^_^)

「保存と活用」の保証と災害対策 ~水濡れ資料の救出と修復作業を通じて~

掲載時は白黒の画像でしたので、ウェブ用に作り替えるにあたりましてカラー画像にしております。自分でもこの画像を見ると、当時、資料から発せられていた発酵臭~サイレージ飼料のような、もっさり(?)した臭い~ のガチでリアルな記憶が、鼻の奥に立ち上がって参ります。なかなか印象的で微妙に不快な臭いでした。

このブログやTRCCのホームページも、またはウェッブショップのほうも、夏の終わる9月あたりまで、順次バージョンアップをして、より使いやすく皆さんのお役に立てる情報を発信できるように改善をしていく予定となっております。乞うご期待!でございます。

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