AIC参加記 2

 AIC大会について、ちょっとまとめます。
会場は東京フォーラムやビックサイトみたいなモントリオールで一番大きなコンベンションセンターです。
 1日目はメイン会場で午前中にGeneral Sessionがあり、午後は分科会のSpecial Session。分科会は専門分野の発表でArchitecture, Book&Paper, Collection Care, Electronic Media, Emergency, Objects, Paintings, Photographic Materials, Research Technical Studies, Sustainability, Textiles, Wooden Artifacts。なんと12もありました。
 1日目の夜はモントリオール美術館を貸し切ったオープニングレセプション。それ以外に、大会期間中、各分科会のランチミーティングや夜にレセプションがあり、北米中からコンサベーション関係者が集まる機会なので、情報交換の場がたくさん設けられています。
 2日目はAMが分科会でPMがGeneral Session。3日目の最終日はAM・PMに分科会とTip Session。ちなみに我々のパネルは2日目の午後のGeneral Session(Emergency,Disasterがテーマ)のDコース。このセッションもA~Eと5コースに分かれていて盛り沢山です。プログラムも雑誌みたいに編集されて詳細なスケジュールが載っているのですが、読み返してようやくわかってきた感じ(^^ゞ
 というのも、今回我々は2日目と3日目に英語のプレゼンがあったので、4人でリハーサルと準備に集中したため、1日目と2日目のセッションは参加できなかったから。残念でしたが仕方がなかったですね~。

 私は3日目AMのBook&Paperの分科会Sessionに参加しました。
 Book&Paper分科会には見たところ200人以上いて女性が多かったですねぇ。科学的な発表が続き理解が難しかったのですが、その中で印象的だったのが1966年のフィレンツェの洪水の時に大活躍したPeter Waters(2003年没)の奥さんSheilaさんのスピーチ。
 Post-flood Development of Mass Treatments at the National Library of Florence:the Roots of Library Conservationというタイトルで、50年前の生き証人としてMass Conservationの必要性や当時のコンサバターの様子や記録用紙など興味深い写真とともに振り返り、最後は皆がスタンディングで拍手して感動的な光景でした。イギリス人のPeter Watersは職人的だったRestorationとConservationの世界にたくさんの資料を効率的に安全に手当てするという考え・手法を取り入れた功績でとても尊敬されているのかがわかりました。実は今年フィレンツェ洪水から50年を記念して出版した「Waters Rising」という本のお披露目だったみたいで、ミーハーな私は早速その場で買ってサインしてもらいました。(せっかくカナダまで来たんですからね!)

そしてBook&PaperのランチミーティングのTip Sessionも参加しました。広い会場で12:00~2時間、30分のプレゼンが2つ、10分のミニプレゼンが3,4つありました。お弁当やリンゴを食べながら聞くカジュアルなスタイルですが、真面目にメモしている人も多く(ここも200人以上いた)質疑応答もあってセッション間の時間を有効に利用しているなぁと感心しました。

 

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