お客様とコラボしたパンフレットボックス

パンフレットボックスってご存知ですか?
雑誌やパンフレットなどの薄い冊子を立てて収納するファイルボックスです。箱の上半分を斜めに切ったような形状で、図書館や学校やオフィスでよく見るやつです。

お客様のリクエストで大胆にアレンジしたパンフレットボックスを6年前に作ったのですが、今年さらにリファインして新しいデザインにしたのでご紹介します。

●旧モデルの誕生(2008年)
お客様は印刷博物館のライブラリーの司書の山崎さま。「雑誌を取り出す時に手前部分を手で引っ張るし、出し入れでぶつけたりして、どうしてもそこが傷んで困る」というご相談を受けました。手前がないコの字型でいいのではと思ったら「手前部分は資料名を書くスペースなので必要」とのこと。司書さんの気持ちわかります。
山崎さまの利用状況をヒアリングしていくと、こんな感じかな~というイメージが浮かんできました。
早速デザインの原案を考えて、CAD担当の同僚に設計してもらいました。いやあ実にうまく設計してくれました~。特に斜め45度に折る難しい部分をうまく処理してあります。
目指すのはシンプルさ。ボタンやテープや接着剤を使わず余計な出っ張りがなくて、手前の部分がスムーズに開閉することを心掛けたデザインです。

山崎さまにサンプルを見ていただいたところ、イメージ通りとのことで一発採用です!
使いやすい、高い棚にある資料が取り出しやすいと好評で継続して購入いただいている印博さまだけのロングセラー♪ 実は試作の時に作ったボックスは自分でも使っていてとても便利です。

●ニューモデルの進化(2014年)
今年、山崎さまから新たな課題をいただきました。
ダブルフラップフォルダー(TRCCのオリジナル・ファイリング用品)を納めたいが、数ミリの差で入らない。10㎝幅に加えて半分幅もほしい」とのこと。
この機会にデザインと素材を見直し、サイドを全面カバーする四角い形状にしました。箱自体の強度が増した上に厚みも減少。 さらに薄く丈夫にするために、ラーソンジュールニッポンのCXDの製造担当の関さんにお声かけしてコラボしました。
素材は薄くて堅いCXDのプレミアムコルゲートを使用。
スマファイのCADデザインをベースにCXDで部分的に設計変更。結果として、開閉の差し込み部分のディテールは我がスマファイが得意とする仕上げで、ボックスの組み立てはCXDの加工技術でワンタッチで形になる新しいパンフレットボックスが完成しました。

お互いのいいとこ取りコラボで、箱としてすっきりして強度も増した上に厚みが半減しました♪ この箱はまだwebshopでは扱っていないので、詳しくは直接お問い合わせくださいませ。

●ネーミング募集中
このパンフレットボックス、名前を検討中でございます。
2008年当時私が「フロントサイド・スイングボックス」と名付けたものの、誰も覚えられず、内部では「山崎さんの箱」で通ってます(^^ゞ