「ショップ商品」カテゴリーアーカイブ

新しい商品が仲間入り

スマファイ・ラボでは5月に、定番商品以外のカスタマイズ商品を追加しました!
特定のモノ専用で1個1個切り出して製作するファイリング用品です。今まで、大学や図書館、博物館、企業さまのご要望に合わせて製作していたのですが、多くのお客様のところでも同じようなモノはありそうなのでショップでも販売することにしました。
例えば、デジタル録画以前に録音・録画したカセットやビデオテープ、8ミリテープ。捨てられないものありますよね。ダンボール箱にグチャッとあると邪魔に思えますが、スマファイだとすっきり収まるので気持ちよく残しておきたくなります。ポスターや地図も三角の蓋つきフォルダーだと強度も十分でコロコロせず棚の上なんかに置けて便利です。ビデオテープのことは以前、吉川英治記念館の整理の時にご紹介しましたが、あの箱をショップでも販売します。

中に何を入れたかは、見えるところにちゃ~んと書いておいてくださいね。(すぐ忘れますから、入れたらすぐに鉛筆でしっかり書きましょう!)

リクエストあったら、なんでもお聞かせください。私が形にします!

AV資料用ボックス ポスター用フォルダー

パンフレットボックスでスマート整理

東京都現代美術館の美術図書室で、スマファイ・ラボのパンフレットボックスが導入されています。古いパンフレットボックスは酸性紙で金属ステープラーも錆びかけていました。司書の森田さまの依頼で、図書室の書棚の高さと奥行きに合わせた大きさで設計して、幅は10㎝と5㎝の2種類用意しました。美術館の図書室にはサイズや形状が規格外の資料も多く、封筒も使って整理されています。それらが納まるように市販のものより奥行きを大きくして作ったパンフレットボックスには、ほとんどの資料が入るので整理がはかどります。

資料が納まった様子をみたら、図書室の森田さまに「軽くてしっかりして使いやすい。優しい緑色もいいですね」との感想をいただきました。なお分類はわかりやすい字で鉛筆で書いているので見やすく、変更があっても消して書き直せばいいのでシンプルな整理法だと思います。吉川英治記念館さんでのAV資料整理の時も書きましたが、ここもロンドンのRIBAの建築アーカイブの箱に手書きするシンプルな分類と同じです。パンフレットボックスもウェブショップの商品に加えます!

こどもが自分で整理・こどもアーカイブ

大学や文学館のスマファイを使ったアーカイブに引き続き、今回 社会福祉法人やまぶき会・ひのはら保育園の事例を紹介します。

東京都西多摩郡檜原村にあるひのはら保育園は、モンテッソーリ教育に基づいて、子供自ら選ぶことから育つ「自主性」、出来たという「達成感」を毎日繰り返すことによって、「自分の生きる力」で自分を形成していく環境の実現を目指している保育園です。新しい園舎は地元の木材をふんだんに使った建物で、木の香りとぬくもりに包まれて、あたらしいのに懐かしさと安心感をあたえてくれる理想的な園舎です。 この保育園では5,6歳児にA4のスマートファイルボックスを使ってもらっています。女の子はベニ花素材のピンク色、男の子はササ素材の緑色です。段ボールの素材や形状の特長について事前に担任の先生に説明してお渡ししました。そして3週間後に再訪問しました。

いやいや、ボックスは園児の整理箱として、日頃の活動の一環にすっかり根付き、園舎のお部屋の風景にも溶け込んでいました。 ボックスの好きなところに名前や絵が書いてあります。 自分の制作したものは、自分のボックスに納める。自分で運んできたボックスを自分の小さな手で蓋を開けて、個別フォルダーを引き出して、描いたものをフォルダーに納める。終わったらきちんとボックスの蓋を閉めて、また自分でボックスの置き場所に戻す。園児は自慢げに広げて見せたり、「このはこは、ちょっとぬれてもだいじょうぶなんだよ!」と、先生から伝えられたことを教えてくれたり。 こんな小さな子供たちに『この箱に入れておくと長持ちする』という私たちのメッセージがちゃんと伝わっていて、期待以上で本当に驚きました。

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スマートアーカイブ!(大学アーカイブ2)

國學院大學図書館でのスマートファイリングの導入事例をご紹介します。対象資料は、「井上匡四郎文書」という戦時中の研究動員会議・科学技術審議会関係の原史料が完全な形で収蔵されており、他ではみることのできない貴重なものです。
1万点以上に及ぶ大量の関連資料は、角2の茶封筒に納まって棚にそのまま置かれ、保存されています。それらをスマファイシリーズのアシッドブロックライトのA4ファイルボックスを使って、保存を兼ねながら利用の際のストレスを無くす試みをしています。現在は入れ替えの途中で、茶封筒のまま箱入れを進めています。

今月の初めに大学に行ってきました。図書館の古山先生の授業の中で、弊社のペーパーコンサバターの児島聡が学生に紙資料の保存や環境の講義をしました。みな熱心に聞いていて感心です。講義の最後は、図書館に移動。古山先生が井上匡四郎文書を説明しながら茶封筒から出して見せると学生がググッと乗り出してきます。その後、みんなで井上文書を入れるファイルボックスを組み立てました。児島が手本を見せて一斉に組み立てスタート。早くて、丁寧で、要領がいいのはやっぱり女子です! 学生さんにとって実際に保存容器を作るこの作業を通じて、保存の話が記憶に残るといいな~と思います。

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スマートアーカイブ!(大学アーカイブ)

日本女子大学成瀬記念館の最新のファイリングをご紹介します。
創立者成瀬仁蔵氏の蔵書など学園史を中心とした資料を整理、保存している収蔵室を訪問して学芸員の岸本さんに案内してもらいました。A3スマートファイルボックスを使ったアーカイブの整理方法でとっても参考になると思います。

奥の移動書架の上から下まで大きな段ボール箱が納まっているのが目につきます。目録作成中の「成瀬仁蔵アメリカ資料」の整理が済んだものが大きな段ボール箱に8箱ありました。625点分で、主に簡易製本や上製本の大小の書籍や小冊子をB4の透明の袋に納めて立てて箱に詰めていて、中の資料の状態が見えてきれいに整理できています。整理方法はよいのですが、資料が入ると箱がとても重くなってしまって出し入れが大変で、とうとう腰を傷めてしまったとのこと。持ってみましたが10kg以上あり(かなり重いです)、せっかく整理したのに容器が大きくて重いと女性にとっては使い勝手が悪くなってしまいます。特に上段の箱を取り出す時は、3人がかりです。 資料整理の経験者や図書館の方はよ~くご存じだと思いますが、和紙の古文書と違って洋紙の本は箱にたくさん納めると重くて持ち上げるのに難儀します。しかし、重くなるのはわかっていても箱にスペース空くのはもったいないのでつい入れ過ぎてしまいます。

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視聴覚資料(AV資料)のスマート化 【day3:箱入れと分類】

実際に使う側の学芸員の片岡さんに試作をみていただき、ご意見をうかがいました。

段ボール箱1箱分が今回設計した外箱2個分に相当するため、箱数が今の2倍の34、5箱に増えてしまうかもしれないため、片岡さんとしては管理が面倒になるのを心配されていました。ただ数を減らして外箱を大きくすると1箱に入れる量が増えて重くなります。先日棚上から運び下す時もびっちり詰まっている箱はかなり重く10kg以上あり大変だった経験があります。実際にVHSテープ10本入りの箱を量ると2.5kgで、外箱1つで5.0kgでちょうど持ちやすい重さなので(大きさも)、外箱を2つ積み重ねて置くほうが楽チンだと検証できました。【→最終的に、外箱は28箱になり段ボール4箱分も減り節約できました!】

もう一点。今までAV資料容器は書架に直接並べて落下した時中身が出ないようにしてほしいというオーダーでお作りしてきたので、蓋ロックという出っ張りのない差込口を開口部につけていました。今回は外箱があって積み重ねて置くので蓋ロックはどうしますか?とお聞きしたら、「ボクはものぐさですから、すぐ開けて見られるほうがいいですね(笑)」とのこと。外箱から出さないで内箱の蓋をロックせずに開閉できるデザインにしたところ、とっても便利になったことに気づきました!!外箱に入ったまま蓋をさっと開けて中身を確認できるので作業がとても効率的になり、片岡さんに感謝です。(蓋ロック機能は付けているので、内箱だけ持ち運ぶ時は蓋をロックできます)

AV資料と書棚に合わせた箱のユニットができたので、早速工房で製作して記念館に運び込んで箱入れをさせていただきました。

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視聴覚資料(AV資料)のスマート化 【day2:内箱と外箱の設計】

どんなAV資料も整理しやすいスマートなファイリング容器をデザインするのが目的です。運び出した全ての段ボール箱に入っているAVメディアの寸法と数を考慮して、内箱と外箱のアイデアをまとめて設計をしてみました。

●ビデオテープ(VHS,ベータ)用ボックス 2種類

標準的なVHSビデオテープ192x105mmは250本で、化粧ケース入りのテープは64本なのにサイズは10種類もあって最大212x128mmで、標準より高さも幅も20mmも大きいことがわかりました。そこで、ビデオテープの内箱は2サイズ(標準タイプ用と化粧ケースが入るマルチタイプ用)を設計することにしました。しかし、2つの箱の幅は標準のVHSテープが10本入る大きさを基準にした286mm(外寸)に統一しました。10本の理由は、以前お客様からの「1箱10本入りなら箱を数えたら一目で大体何本あるかわかるのでいい」という要望でVHSテープ10本入りの箱を作ったからです。以来スタンダードにしています。ということで、標準VHS用の外寸は286x205x113mm。ベータビデオテープは標準VHSの箱にぴったり納まりましたので、ベータ用の小さめの箱は設計しませんでした。化粧ケース入りVHSテープ用の箱をマルチタイプとして、横幅は標準と同じでちょうど8本入り、外寸は286x218x133mm。これで市販のたいていの化粧ケースに入ったビデオテープを収納できると思います。

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視聴覚資料(AV資料)のスマート化 【day1:資料の搬出とカウント】

久しぶりにブログを更新します。スマートファイリング用品のモニター依頼と新しいアイテムの追加に専念していました。形になってきましたので、今回は視聴覚資料(AV資料)を納めるための新しいファイリングの導入例をご紹介します。新しい商品を使って「こんな資料をこんな風に整理しました」というプロセスも一緒にお伝えします。

購入してくださったのは青梅市内の吉川英治記念館さまで、日頃から修復をお任せいただいているお客様です。保存環境の整ったりっぱな収蔵庫はあるものの増え続ける資料のスペース確保でお困りとのこと。学芸員の片岡さんにVHSやカセットテープのファイリング用品をご紹介したところ、「ウチもたくさんある。書架の上や中にも突っ込んでるんで整理したかった。次の展示換えの間に入れ替えしましょう。」と前向きになっていただけました。

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