問題なのは日本の夏場の気候

梅雨が始まる6月から、秋の入り口の9月まで。この間は、湿度が60%を超える日が続きます。この時期は、もうりっぱな「高温多湿」の気候なのです!勤勉で働き者のカビは、この時期が大好きで、喜んでせっせと活動しますので、9月の頃には、すっかりカビの王国を作り上げてしまうのです。
物置や押し入れ中で、湿気が多くて、しっとりしてしまった紙にカビが生えて、まるで食パンに出る、あの嫌な色でまだらに染まっているのを見たことはありません?そこまで行くと、カビの菌糸が、すっかりと巣食ってしまって、もう取り返しがつきません。大事に取って置きたいものにカビを生やしてはいけません。あの嫌な色は、修復しても色が取れませんよ。(漂白して色は抜けますが、紙の繊維がとても弱くなってしまい、長持ちしません)
とにかく湿気がこもっているところに大事なモノを、丸裸で置かない。これは鉄則です。そうそう、書棚の本や、ずっと昔に描いた絵の画用紙とかに、茶色い点々のシミができませんか?あれもカビの一種なんですよ。

投稿者:

児島 聡

ボックスのデザイン、クライアントの御用聞き係。文系の私大出身だが、素人ながらCAD・DTP・webデザインをやる羽目になっている。外注に出さなくても、内部でアイディアをカタチにできるTRCCの職場環境は、意外と得難いものであると感じている。本職は紙資料の修復技術者。TRCCの取締-られ-役でもある。1967年4月生まれ。

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